こんにちは!元日産ディーラー営業マンのげんげんです!
実は先日、父から「アクア買った」と連絡が来ました。
値引きとかよくわかっていない父が車を買った。しかも新車を。少しは相談してくれてもいいのに・・・。
と思っていたのですが、最近スマホを使いこなしているようで「値引き必勝法」的なサイトをチェックしていたとのことでした。
そこで今回は、新車を買った父から聞いた、アクアを超絶値引きで買った方法をご紹介したいと思います。
父がアクアを買うと決めた経緯
本題に入る前にちょっとした昔話や父がアクアを買うと決めた経緯などをしていきます。
「そんなのどうでもいいよ!」って人は下へスクロールしてくださいw
父が今まで乗っていた車は「マツダ MPV」でした。
いま思い返すと、当時僕が中学時代(15年くらい前)に我が家にやってきた車です。
当時は家族旅行やレジャーなどでよく活躍していた車だったなーと思います。
あの頃は「大排気量こそ正義」みたいな風潮がまだあって、燃費なんて度外視だった時代。
V6 3000ccエンジンのパワフルな走りはとてもゆとりがありましたが、燃費はリッター6km程度という大食いさんでしたねw
学生時代は自分の車なんて持っていなかったので、よく借りてドライブをしていましたが、貧乏学生だったので燃料代にヒィヒィしていましたwww
あれから15年ほど経ったので車そのものにもガタが出てきていましたし、子供も独立して小さくて低燃費な車がいい、と思ったことがきっかけだったみたいです。
確かに、子供(僕)がミニバンに乗っていたら大きい車も要らないですし、良い判断だったと思いますw
そんな中で条件に合致する車が良いと考えた父は、よく街中を見かける「アクアを買う」って決めたということです。
アクアを限界値引きで注文した方法を教えます!
さぁここからが本番です!
父が新車のアクアを限界値引きまで引き出して購入した方法をご紹介します!
ちなみに父が買ったグレードは
G“GR SPORT・17インチパッケージ”
といういわゆる特別仕様車です。
これから紹介する方法は、通常グレードにでも特別仕様車にでも使える方法ですので要チェックですよ!!
その① ライバル車種の選定
まず最初にしておくべきことは「ライバル車の選定」です。
ディーラーに行く前にしましょう。
なぜこれが必要なのかというとですね、最初から
「アクアを買いに来ました!」
なんて言ったら限界値引きを引き出せないからです。
「他メーカーと競合している」ということは「値段によっては他を買われてしまう」
とディーラーの営業マンに考えさせる必要があるのです。
これは限界値引きを引き出させるための作業である!
と思ってくださいね。
では、アクアの競合となり得る他メーカーの車はどういったものが挙げられるか考えてみましょう。
ざっと思い浮かぶのは
- 日産 ノート e-POWER
- ホンダ フィットハイブリッド
- マツダ デミオ
- スズキ スイフト
ぐらいでしょうか。
もちろん同じトヨタ内での競合も可能です。
その場合は
- ヴィッツ
- ルーミー(タンク)
なども挙げられますね。
ちなみに、トヨタは同じメーカーでも
- トヨタ店
- トヨペット店
- カローラ店
- ネッツ店
といった異なる販売チャネルを持っています。
地域にもよりますが、各チャネルごとに運営会社が違いますので、トヨタ同士を競合させて限界値引きを引き出す、といった方法もできますね。
ちなみに父は
ノート e-POWER NISMO を競合車種として挙げたうえで「アクア vs ノート」の構図を作りながらも「トヨタ店 vs ネッツ店」という相見積もりを取る戦法
を取りました。
訪問回数的には多くはなりますが、
「性能的にはノート e-POWER NISMOが気になっているけど、金額さえ合えばアクアが欲しいから頑張って安くしてね。あ、でも他のトヨタ系のお店(トヨタ店 or ネッツ店)のどっちか安い方でも決めたいって思ってるから」
といった感じで話をしたようです。
我が父ながら策士だなぁ・・・って思いましたw
その② 商談は複数回
2つ目は商談の回数です。
これも基本かと思いますが、意外と大事なことなのです。
人によっては「面倒だからその場で決めるつもりで行く」という人もいます。
これは元ディーラー営業マンからすると、こっちも正解です。
ですが、その場(1回の商談)で決めてもいいタイミングというのはぶっちゃけケースバイケースです。
基本的なスタンスとしては「2回~3回」がベスト。
それも数か月にわたっての複数回ではなく、1週間~2週間くらいがいいと思います。
その方が営業マンに対して購入の本気度が伝えられます。
「まだ先なんだけど値引きってどうなの?」って言うより「2週間以内に決めるから本気の値引きを提示して」と言ったほうが営業マンに「買いたい!」って熱意が伝わると思いませんか?
営業マンからしても
「購入意思がある=上司へ値引き打診やすい=新車受注につながる」
という式が成り立つのです。
そういった交渉を短期間で複数回行うことで驚異的な値引き額を引き出すことが可能になるのです。
また複数回行う理由としては
- 他社との比較をするため
- 本気で悩んでいるアピール(フリでも可)をする
といった点も挙げられます。
「高額な買い物なんだから1回で決めないよ」
という意思表示にもなりますよね?
それに複数回ディーラーに訪問することで
- カタログを貰ったり実車に乗ったりする(実際に触れる)
- オプションパーツなどをじっくり検討する
- 価格面の交渉
といったステップをゆっくりすることができます。
オプションパーツに関しては、最近はメーカーHPで詳細な説明や写真を見ることができるのでディーラーで説明を聞く必要もないため省略できますね。
ですので、ディーラーへの訪問回数としては2、3回という回数が妥当といえるのです。
その③ 下取車の査定はディーラー以外でもする
3つ目は下取車についてです。
ディーラーで乗り換える時は必ず下取りに入れなければならないと思い込みがちですが、必ずしも新車と入れ替えで下取りに出す必要はありません。
むしろ下取車の査定価格で損をしてしまう可能性があるのです。
そういった事態に陥らないように下取車の査定は複数社で行うようにしましょう。
その査定はどこでしてもらえばいいの?
と疑問に思われるかと思いますが、基本的には中古車買取店へ車を持ち込んで買取査定をしてもらうだけでOKです。
時間がかかるのでちょっと面倒だなーと思うかもしれませんが、これをするのとしないのとでは下取車の査定価格が40万円も変わることだってあるのです。
実際に父のMPVを買取店で査定してもらった際はディーラーと比較して5万円の差が出ました。
もちろん買取店の査定価格が上回っています。
古い車なのでそこまで高価にはならなかったですが、新しい車ほど差が出やすいので複数社に車を見てもらうことをオススメします。
そして、買取店の査定価格がわかったら改めてディーラーとの商談です。
「〇〇〇(買取店)で査定してもらったら〇〇万円だったんだけど、ディーラーさんだとそこまで高く取れないの?」
って聞きましょう。
そのタイミングで買取店と同額あるいは買取店より高値になったらディーラーへ下取。
買取店の方が高値だったら買取店へ。
という選択ができます。
ちなみに、下取車の査定価格の交渉をする際は、値引き額がある程度引き出せた商談の終盤にしましょう。
そうしないと「下取車の価格を高値に調整して値引きを抑えた見積」の提示をされてしまいます。
タイミングには要注意ですよ!!
アクアを買うためのテクニックはここからゲット!
今までご紹介したようなテクニックを駆使したことで、父が驚異の値引き額を引き出して新車のアクアを買うことができました。
値引き額に関してはネット上などに口外しないという約束でしたのでお伝え出来ませんが、ネット上で報告されているものよりも値引きが多かったです。
実は、父が限界値引きを引き出すことに成功したのには”とある方法”を参考にしたとのことでした。
その方法とは、
トヨタアクアの限界値引きに挑戦!値引きテクニック&価格推移
を参考にしたということ。
そういえば、半年くらい前に「スマホを買った」って言ってたっけ・・・って思いました。
意外とスマホを駆使していろいろと調べていたんですね^^;
今の時代、インターネットで調べ物をすればこういった方法がすぐ見つかるので、おトクに新車が買うことだってできるんですね。
いやしかし、父が元ディーラー営業マンの僕に相談せずに車を買ってしまうとは思いもしませんでしたw
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ちょっと手間にはなりますが、ご紹介した方法をとることでアクアの限界値引きを引き出すことができます。
コンパクトカーといえど、数百万円の買い物ですので1万円でも安く買いたいものですね!
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