試乗車上がりの中古車は買ってはいけない!そのワケは?

中古車

こんにちは!元日産ディーラー営業マンのげんげんです!

今回のテーマは「中古車」です。
私は新車を専門に販売していましたが、新車の営業マンしか知り得ないことだってあります。

それは「試乗車上がり(元試乗車)の中古車」について。
ディーラー系中古車販売店だと良くこれを見かけると思いますが、元々は新車店舗で使っていた車なので素性はよくわかってます。

「試乗車上がりの中古車は上級グレードだしフル装備だから得しかないよ!」と思われがち。
それは大きな勘違いだと私は断言します。

この記事では「試乗車上がりの中古車の特徴とメリット」と「試乗車上がりの中古車がダメな理由」をご紹介しますが、読んだら「そんな車買いたくない!」って思うはずですよ。

試乗車上がりの中古車ってなに?

そもそも「試乗車上がりの中古車」とは何なのか?と思う人もいると思うので解説です。

簡単に言うと「ディーラーが試乗車として使っていた車」です。
試乗車としてある一定の期間が経過すると、マイナーチェンジや仕様向上などで型落ちとなってしまうので、そのタイミング等で中古車として流通します。

これがどのようなお店に出回るのかというと「ディーラー系中古車販売店」と呼ばれるお店です。

ディーラー系中古車販売店は、その名の通り新車販売するディーラーが直営で運営している中古車専門店です。

日産のお店の例
・日産プリンス〇〇
・〇〇日産
・日産サティオ〇〇
トヨタのお店の例
・〇〇トヨタ
・〇〇トヨペット
・〇〇カローラ
・ネッツ〇〇

このようなディーラーが運営している中古車販売店が挙げられますね。

試乗車上がりの中古車の特徴とメリット

それでは、試乗車上がりの中古車にはどのような特徴があるのかご紹介してます。
ココだけ読むと「試乗車上がりでもいいんじゃないの?」って思ってしまうかもしれません。。。

売れ筋や上位グレードがラインナップされている

試乗車上がりの中古車の特徴はこれに尽きます。

試乗車は”新車を買いに来たお客様に購入意欲を高めさせる”という最重要の役割を担っているので、上質感を演出させるためのグレードを選択します。
更に中古車として流通させることも考慮しているので、その車の最も売れ筋のグレードを試乗車にします。

後々のことを考慮して、最初から二段構えで用意をしているんです。

オプションが装着されている

試乗車は車の走行性能を試す以外にも、車とセットで購入してもらう(利益を上げる)ために最新のカーナビやリアモニターなどのディーラーオプションを多数装着しお客さんに体感させます。

それが中古車として流通すれば、カーナビやその他のオプションが最初から付いているので買った後に余計な費用が掛からなかったり、購入時の価格がわかりやすいため、中古車を検討している人にとってもメリットにもなります。

このような点が試乗車上がりの中古車の特徴と買うことのメリットになります。

試乗車上がりの中古車がダメな理由

このようなメリットがあるなら試乗車上がりの中古車を買うのがおトクなんじゃないの?
と思われがちですが、それをはるかに上回る欠点があり、その結果「買ってはいけない」という結論に至ります

その理由は、中古車として流通する前、つまり新車ディーラーで試乗車として使われていた時に存在します。
ここからは新車ディーラーで働いていないと知り得ない理由なので要チェックですよ。

不特定多数の人が乗ったり触ったりする

この理由は皆さんが思いつくことだと思います。
「試乗=車の走行性能などを試す」ということなので、急発進や急ブレーキなどの車にとって良くない使い方をされます。
その結果、不特定多数のユーザーによって車にいろいろなクセがついてしまいます。

更に多くの人が車に触るので衛生面的にもよくありません。もちろん中古車として販売される際に業者がルームクリーニングをしますが、あまりいい気持ちがしませんよね?

扱いが非常に雑

次に挙げられる点はこれです。
この「扱い」に関しては、試乗するお客さん側ではありません。
ディーラー側の扱いが問題です。

試乗車は「お客様にデモをするためのサンプル品」なので常に綺麗を保っていなければなければならないため「ほぼ毎日」洗車をします。
手洗いならいいですが、基本的に「洗車機での洗車」となります。
最新式の洗車機ならさほどボディの傷みは気になりませんが、旧式の洗車機で洗うとそれなりの洗車傷がつきます。

私が働いていたお店では古いブラシタイプの洗車機を使っていたのですが、
黒い車を洗車機でほぼ毎日洗車をしたら1ヶ月も経たないうちに無数の洗車傷でボディが薄っすらと白くなってしまったということがありました。

さらに「営業マンの営業車(足車)」として使われたり「弁当の買い出し」に使われる試乗車もありました。
試乗車を「お客様に見せる商品車」と認識していない営業マンもいて、車内で弁当を食べたりする猛者もいるようです。

全てのディーラーに当てはまるわけではありませんが、「試乗車はこのような使われ方をされている」という認識を持った方が良いです。

そんな車が中古車市場に出回っているんです。嫌じゃありませんか?

このような点から、年式的には新しいですが車の寿命が縮まっている可能性があります。

ロクな整備をされていない

最初は「新車」として納入されてくる試乗車ですが、必要な整備があまりされていません。
いわゆる「新車1ヶ月点検」は期間が大幅に経過してから行われたりしますし、ひどいときは「新車6ヶ月点検」と同時に行われることもありました。

ディーラーではよく「5,000km走ったらオイル交換した方が良いですよ」とオススメをします。
ですが、試乗車は5,000km走ってもオイル交換しないことがあります。

ちょっと調子が悪いな、と感じても顧客の整備を優先するがために放置されたりもします。

もちろん走行に支障が出るものやリコール対応は迅速に対応するので、そこは安心してください。

ディーラーはお客様の車の整備は細かい対応をしますが、自社の試乗車となると急に雑になったりします。

試乗車は基本的に「工場出荷時からあまり手を付けられていない」と思っていた方が良いでしょう。

まとめ

以上が試乗車上がりの中古車を買ってはいけないワケです。

元々は”デモ”をするための車なので、装備が充実していたり高グレード車だったりと一見すると「お買い得」な感じがしますが、これにはかなりの裏があるものだと思ってください。

試乗車上がりの中古車は、

  • 洗車機でバリバリ洗われている
  • 試乗車時代の扱いが雑
  • 整備もされずに放置されている

の三拍子がそろった車です。

中古車とはいえ、大事な愛車になる車。

この記事を読んだ方が失敗しない中古車選びができることを祈っています!!

 

中古車選びの参考にどうぞ・・・!

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最後に

新車をおトクに買うなら、今乗っている愛車を高く売ることも大事です!

私のオススメは一括査定を利用して売却をすること。

実際にディーラー下取りよりも高値で売ることができた体験談もありますので、ぜひ読んでみてくださいね!

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