【太陽光発電】訪問販売の業者は相場より高い!実際のやり取りを交えてご紹介

体験談

2022年から、国際情勢の悪化などでさまざまな物価が上昇してきて家計を圧迫しているなか、太陽光などの再生可能エネルギーが注目されています。
住宅用だと太陽光パネルが代表的な例として挙げられます。東京都では新築住宅に対して2025年4月から設置が義務化される、なんて話もありますよね。

太陽光パネルを設置することで、初期投資の費用はかかりますが売電収入などで家計を少しでも助けてくれるため設置を検討されている方もいることでしょう。
私も実際に2023年6月に自宅に太陽光発電を導入するための契約を結んで設置工事待ちの状況です。

ちなみに、皆さんのご自宅に太陽光発電の営業が飛び込みでやってきた、という経験はありますでしょうか。
私自身、飛び込み営業をきっかけに太陽光発電の導入を検討し出したうちの一人ですが、実は太陽光発電の訪問販売業者は気をつけなければならないポイントあります。
結論から言うと、私は訪問販売業者と一度は設置の契約を結んだものの、契約をキャンセルして別の業者と契約を結び直しました。

そこでこの記事では、私が実際に太陽光発電を導入するにあたり、訪問営業の業者と太陽光発電の設置契約をした際の流れなどをまとめました。
このようなことが皆さんの近くでも起こるかもしれません。ご参考までにご覧ください。



筆者が実際に遭遇した訪問販売業者の特徴と経緯まとめ

それでは、私が実際に応対した訪問販売業者とのやり取りを備忘録としてご紹介します。
自宅にやってきた業者は誰もが知っている大手企業の関連会社ということでガードが緩くなっていたということもありますので、ご参考までに読んでみてください。

設備の無料点検でアプローチしてきた

最初にコンタクトを取ってきたのは、大手企業の制服を着た男性スタッフ。
「自宅に設置されている各種設備の無料点検です」といった内容で話をしてきました。
無料ならばお願いしようと、点検スケジュールを調整し、その日は終了しました。

初回訪問時

数日後、別のスタッフが自宅にやってきました。
まずは自宅の外側にある給湯器などの設備をチェックし、自宅内に。
ガスコンロなどのお手入れ方法などを説明しつつ距離を詰めてきました。

ある程度終盤に差し掛かり、「家庭の光熱費の削減アドバイス」と銘打って太陽光発電の話をしてきました。
そこで興味があった私は、その人に自宅の図面の画像を渡しました。
そのスタッフ曰く「太陽光パネルを設置しても問題ない(経済効果がある)場合には翌週改めて訪問する」といった内容でした。

2回目訪問時

そして翌週。初回訪問と同じスタッフが自宅にやってきました。
「お客様のご自宅は太陽光パネルを設置しても問題ありませんでした」という言葉と共に。

そこから太陽光パネルに関する説明(メーカーなど)をはじめ、
「もし設置するならパネル単体がいいか、それとも蓄電池もセットのほうがいいか」
という問いを投げかけてきて、私が蓄電池込みという話をしたところ、蓄電池も含まれた見積書を目の前に提示。

「今回、戸数限定での案内となります。特別割引価格となりますので、今日決めていただけなければなりません」とスタッフ。
この時点で何か怪しいな、と感じてはいましたが、相場等に関する下調べもろくにしていなかったこともあり、値引き交渉をした結果、契約を結ぶことに。

ちなみにこの時に提示してきた見積額は、太陽光パネル+蓄電池で325万円。
値引き交渉をして契約した価格は300万円でした。
※この価格は設置する家の状況によって異なりますので、参考程度にとどめてください。

ローンを組むことにして申込用紙に署名等をして、この日は終了しました。

契約解除時

契約後、思うところがあり色々と調べました。
その時目についたのが「訪問販売業者の導入価格はあり得ないくらい高い」という情報。
さらに自治体の補助金も数多くあることがわかり、今回全く説明がされていなかったことに対する不信感も感じました。

その結果、車のような「一括見積」サイトがあることを知り、実際に資料と見積請求をしました。
複数の業者と電話やメールでやり取りしていく中で事前に見ていた「訪問業者の見積は高い」ということが確信に変わりました。

そうなったらまずはクーリングオフ制度を使用し契約を解除しようと思い、メールでクーリングオフの連絡をしたところ担当者から電話がありました。
値引きやさらなる提案があるのかと思いきや「そうですか、わかりました。もういいです」といったニュアンスでぶっきらぼうな態度を取られ・・・(本当に営業か?と思うほどの態度でした)

その後、地元で業歴の長い業者とやり取りを進めていく中で補助金の情報なども聞くことができ、契約に至ったというのが2023年6月の話でした。

今回対応した訪問販売業者の怪しさまとめ

やり取りを一通りご覧いただいたので、今回私が感じた怪しさをまとめてみました。
今思うと怪しさ満点でしたが、ご覧ください。

当日の契約を迫ってくる

太陽光発電は、設置できる容量にもよりますが少なくとも数十万円〜数百万円の買い物となります。

それでありながら、

「この価格でできるのは本日だけです」
「今日契約しないともっと高くなってお得に設置できませんよ」

と急かしてくるのはちょっといただけないですよね。

私自身もディーラー時代は契約が欲しくてこのような営業トークをしていましたが、ショールーム内と訪問販売では違うのではないかと考えます。

なぜ今日決めなきゃならないのか、その具体的な理由を聞くことが大切ですね。

説明が不十分

今回訪問してきた業者が提案してきたのは以下の設備でした。

太陽光パネル+蓄電池

問題は蓄電池で、その特徴について全く触れてきません。

契約後に勉強して知ったのですが、家庭用蓄電池には
・全負荷
・特定負荷
の2種類があり、
前者は停電時でも通常時と同じように電気が使えるものなのですが、特定不可の場合はエアコンなど消費電力の高い設備が使えないといった特徴があるのです。

これについて訪問販売業者はロクに説明せず「これが今のトレンドです」の一点張り。

それに加えて太陽光発電導入に関する補助金の説明もなく(というより存在しいないと言っていた)、とりあえず契約さえ結んでしまえばどうでもいいと言わんばかりでした。

今回のケースの教訓

今回このようなことになったことの理由はいくつか挙げられますが、第一に言えるのが自分自身の勉強不足ということです。
事前に知識をつけておけば業者とのやり取りの際に質問することもできますし、何より適正な価格についても知ることができます。
やはり知識は最大の防具であるということは、どの業界においても言えるのではないでしょうか。

太陽光発電を安く導入するための方法はコレ

最後に、太陽光発電の導入を検討している方にお勧めしたい方法をご紹介します。

実際に私も使っていた太陽光発電の一括見積サービス『グリエネ』
です。

上のリンクからアクセスして、ご自身の情報(住所や氏名など)を入力すれば、ご自宅に設置が可能な業者が自動でピックアップされ、業者からの連絡がきます。
その中でやり取りをして見積もりをもらい、現地調査の後に契約という流れとなります。

実際に私が利用した際には5つの業者が選定され、実際に見積をもらったのが3社、現地調査で具体的な内容を確認したのが2社でした。(選定される業者はお住まいの地域によって異なるようです)

見積依頼から契約まで1ヶ月程度時間を要しましたが、訪問販売よりも100万円近く安く、かつ自治体の補助金を申請することができましたので実質的には100万円以上安く導入できる結果となりました。

太陽光発電を検討する際は太陽光発電の一括見積サービス『グリエネ』
を活用して限界まで安い値段で設置できるように動きましょう!



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